飛 曇 荘

 飛騨と安曇のあいだで
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371 ヘットナー石

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〈 市道 島々橋左岸橋桁 2016.10.05 14:00 〉

 

 1932年、そのバスの乗客は「車掌の声で右側を見」た。1937年の印刷物では法面からバス? より高く大きな石が突き出ている。

 それがヘットナー石。『館報あづみ 215号(1980)』は、その巨石を加工した石工の証言として「昭和20年島々谷川の水害復興の為、かさ上げした島々谷川橋げたに、特に角石はすべてヘットナー石より使用した」と伝える。

 島々谷川橋げたは島々橋のことだろうか。安曇村誌(1998)はこの説に触れない。

 

 

☆1932年の記事

 「川越高校・旧制中学山岳部90年史」 昭和7年7月22日

 http://www.ops.dti.ne.jp/~sptaka/newpage22.htm

 上記サイトの昭和13(1938)年7月26日には次の記事もある

 「沢渡に着いた。ここからバスで四里、先の島々に向かった。(中略)バスガールが地方訛りのある言葉で、「ここにありますのは、世界学会に一大センセーショナルを起こしましたヘットナー博士の発見しましたヘットナー石で、氷河研究に重要な資料で御座います」と説明した。車が一寸停車したので、十分見学することができた。」

 

☆1937年の印刷物

 「国立公園上高地への車窓の展望」

 昭和12年8月1日印刷 昭和12年8月5日訂正2版発行

 発行所兼著作権所有 松本市西五町 松本鐵(ママ)氣鐵道株式會社

 

☆館報あづみ 215号

 長野県南安曇郡 安曇村公民館 昭和55年12月1日

 

☆市道 島々橋

 安曇島々には旧国道(現市道、昭和29(1954)年3月1日竣工)の島々橋と、バイパス(国道158号線、平成15(2003)年6月竣工)の島々橋がある。

 

☆氷河

 http://hizumisoh.citrohan.sub.jp/?eid=1279312#sequel

 

☆「ヘットナー石」

 http://hizumisoh.citrohan.sub.jp/?eid=1279249#sequel

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